ハワイのABCストアで買った、日清のカップヌードル。
目にはいったときは、「日本のものと同じか」と思ったのでスルーしようと思ったら。
なんと、「NO ADDED MSG」うま味調味料をつかってないよ!と、日本では見慣れない主張マークが。
たしかに、アメリカのほうが添加物に厳しいので、日本と同じカップヌードルがABCストアにあるわけがない。
「コレは気になる!」と思い、ためしに買ってみました。
”うま味調味料” がはいっていないだけで、一体、どれだけの違いなのか・・・?
気になるので、さっそく食べてみます。
見た目
醤油味は、「ORIGINAL」。
日本だとフィルムでカバーされているのですが、アメリカのカップヌードルはむき出しの状態。
フィルムがないため、ただ置いてあるだけで、あのカップヌードルの香りが充満。
カップの素材は、表面がボコボコっとしていて、日本のものとだいたい同じ。
中身
つぎは、中身を見てみましょう。
フタをあけると・・・!!!「えっ、量が少ないっ!」
開けた瞬間に1番インパクトをうけたのが、この量の少なさ。
カップの大きさの半分しか中身がない、という真実にわれの目を疑いました。
「日本でさえ、カップの7分目くらいはあるよね?」と思いつつ、アメリカ人がひそかに小食になっているのではと勘ぐってしまいます。
さて、気をとりなおして中身を調査すると、日本のものとまあ同じ。写真だけ見たら、ぜったい日本のカップヌードルと見間違えるレベル。
トッピングは、えび、たまご、肉、ねぎ。
違うといえば、香り。
日本のものは、グッとくる香りがするのですが、アメリカのものは明らかに優しい香りがします。
作るといっても、お湯を注ぐだけですが。
一応、日清カップヌードルのアメリカ版の作り方、ということで書いておきます。
1.お湯を沸かす
水では作れないので、お湯をわかす必要があります。
たまにお湯をわかすのを忘れていて、水のまま作ってしまうことがあるのですが、水をいれたらアウトです。
そこで、水をわかすのに必要になるのが”ケトル”。最近の海外ホテルには、だいたいケトルを置いているかと思います。
ホテルのケトルを使うのもいいですし、わたしの場合は、必ずケトルを持参します。
2.お湯を入れる
お湯を内側の線までいれます。
やっぱり量が少ないので、お湯もカップの半分ちょい上くらいまで。
3.ちょっと待つ
個人的に固めがすきなので、3分も待ちません。
混ぜて、できあがりです。
言うまでもなく、作り方は日本と同じでした。
ただ、量がすくないので、あまり待ちすぎると麺が伸びるのが早いです。
食べてみると・・・「旨い!あっさり薄め」
薄いからといって不味いってことはまったくなく、むしろしっかりと日本の味を継承。
ベースは日本の味で、そこから、余計な味が削がれている感じ。
日本とは、味も麺も違う
日本のものは、しっかりと味を強く感じるのが特徴。
一方でアメリカのものはまさに、NO MSG。化学調味料の独特の味がしませんでした。
また、麺も違う。日本のが軽いツルツル麺に対して、アメリカのほうはしっかりと小麦を感じられる麺。明らかに違います。
大きな違いは食べたあと
大きな違いは食べたあとにありました。
余計なものがないぶん、舌に残らないスッキリさがあるのにビックリしました。
あと、お腹がもたれない。日本のものは食べたあとお腹がパンパンに張る感じがあるのですが、それがない。
軽く食べられる
アメリカのカップヌードルは、かるーく食べられます。
むしろ、食べた感じがしない。量が少なくお腹に負担もないため、1人で2個は軽く食べられます。
そんな感じなので、人によっては物足りないかも。
味もスッキリとしているので、日本のカップヌードルが好きな人にとっては、「味が足りない!」って憤慨があるかもです。
そんなライトな味の、アメリカの日清カップヌードル。
食べてとても気に入ったので、日本で売っているか探してみたのですが、どこにも売っていませんでした。
残念。
アメリカのカップヌードルだから、味も量もヘビーだろうと思っていたら、まさかの真逆。
アメリカで食べるNO MSGなカップヌードルは、とても優しい味で、量も控えめ。試してみて大正解でした。
化学調味料が気になる人に、オススメできる商品です。
日本では買えないので、もしまたハワイ、アメリカに行く機会があれば、また買おうと思います。
それにしても、JTBショッピングはとても便利です。気軽にハワイのお菓子が手にはいる。日本に帰ってくると、どうしてもハワイのお菓子やコーヒーがほしくなるんです。そんなハワイの気分を自宅で味わえるなんて有意義すぎます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。