【マタドール】防水フラットパックのレビュー!使いやすさや耐久性は?物によってはジッパー付きがいい!?

旅行用のシャンプー入れに欲しいと思っていた、防水ポーチのマタドール《Matador》。

「4,000円越えのポーチはちょっと高いな~。それだけの価値あるだろうか」と悩んだ末に、ついに買ってみました。

買った理由としては、

  • 耐久性がありそう
  • デザインが格好いい
  • 防水効果から中身漏れがなさそう
  • アウトドア専門のメーカーという信頼性

実は、マタドールにすごく似ている3,000円くらいの防水ポーチと迷っていました。素材はすこし違うようですが、形と機能はほぼ同じ。


どうもマクアケで開発された商品らしく、口コミ的には賛否両論。

「似てるし安くてイイな~」とは思いましたが、ここは(飽きず長く使えそうやっぱり高いほうが質がいいかもアウトドア専門のメーカーという信頼性)を重視して、マタドールにしました。

実際のところ、

  • 質や耐久性はありそう?
  • どのくらいの量が入る?
  • 防水性能は?
  • ロールトップ式とジッパー式、どっちを選ぶべき?

という点を、詳細な写真ものせてレビューしたいと思います。

⇒ Matadorの正規販売店で詳細を見たい方はこちら:https://aandfstore.com/pages/matador

Matador(マタドール)の特徴や人気の理由は?

Matador(マタドール)は、その革新的な機能性とデザイン性で、旅行者やアウトドア愛好家、ミニマリストから絶大な支持を集めているブランドです。特徴や人気の理由としては3つ。

  • 究極の「軽量性」と「コンパクト性(パッカブル)」
  • 軽量なのに妥協しない「耐久性」
  • 信頼性の高い「防水性」

究極の「軽量性」と「コンパクト性(パッカブル)」

マタドール パッカブルランドリーバッグ

マタドールの最大の特徴は、ほとんどの製品が手のひらサイズやポケットに収まるほど小さく折りたためる「パッカブル仕様」であることです。

どれも薄くて軽い。荷物が多くなりがちな旅行でも、かさばらずにサブバッグやエコバッグとして、気軽に携帯できるのが特徴

軽量なのに「耐久性」あり

ふつう、軽さを重視すると耐久性が犠牲になりがちですが、マタドールは素材が違います。

引き裂きや摩耗に強い「コーデュラナイロン」や、高強度な「Robicナイロン」といった最高品質の素材を採用。

これにより、軽量でありながらハードな使用にも耐えうるタフさが備わっています。

信頼性の高い「防水性」

多くのアウトドアシーンや突然の雨に対応するため、高い防水性も人気の理由の1つ。

生地への防水コーティング(UTSコーティングなど)はもちろん、縫い目には水の侵入を防ぐ「シーム処理」を施し、「止水ジッパー」を採用するなど、細部にわたって防水性を追求しています。

フラットパック(ロールトップ式)の質を徹底解説

今回メインでレビューするのは、最も代表的なロールトップ式の「フラットパック トイレタリーケース」です。

写真を載せながら、質の部分を細かいところまで解説したいと思います。※アップロードの仕様上、写真の色が濃くなっています。

質感は?

質感はサラサラとしていて、触り心地がいいです。

確かに薄いのですが、薄いからって柔さみたいなのはなく、丈夫さが感じられます。「すぐにダメになりそうだな・・・」という感覚はなかったです。

ニオイは、ビーチバッグのような昔懐かしいビニールのニオイがしました。さほど気にならないニオイです。

留め具は?

留め具のバックル部分は、非常に丈夫でした。

バックルは硬い素材なため、簡単に割れることはないと思います。お値段が高いだけあるな~と感じます。

また、バックルが付いているヒモの部分も、厚さがあり丈夫。バックルを強く引っ張ったくらいでは切れないくらい頑丈さがありました。

ヒモとバックル部分だけでも、お値段だけの価値はけっこう感じられたかなと思ってます。もっと貧弱なのを予想していましたが、意外でした。

後ろのハンガーループ

上の留め具と同じヒモになっており、とても頑丈。縫いつけもしっかりしています。

縫いつけもされていますが、防水効果を高めるため圧着もされています。手触り感は固めです。

耐久性はあるのか?

耐久性はあると感じました。なぜかと言うと、

  • ヒモは厚さがあり、すぐに切れるようなものではない
  • バックルも余程の圧力をかけないと割れないような頑丈な素材
  • 特殊ナイロン生地も薄いながら固さがある

とくに注目なのが、ヒモとバックル部分。

この部分は大抵、「壊れやすいよね」と言われる部分ですが、心配は不要だと感じました。

量はどのくらい入る?

実際に今使っているシャンプーを入れてみて、どのくらいの量が入るのか試してみました。

ネオナチュラル[楽天市場店]さんのシャンプーと、歯ブラシセット(フタがコップになるので便利)。高さが19cmくらい。

タテ入れは、巻いて留められないので完全アウト。入りません。

ヨコ入れは入るのですが、巻けず留められないのでアウト。

結局、歯ブラシセット抜きのシャンプー2本のみが入りました。ケース抜きで、個別の歯ブラシと歯磨き粉なら、追加しても全然入ります。

留めるとこんな感じ。公式では、上を3回巻いて留めるのを推奨していました。写真も3回巻いています。

シャンプー2本入れてもスカスカで、小さい小物類はまだまだ入れられます。

容量について、入れてみて感じたこと

  • 高さがあるものは入りづらい
  • トラベル用の小さい物を入れるのに適している
  • 物の大きさや形によって、入れる順番を考える必要がある

上を3回巻くというのを考慮していなかったため、想像よりも小さく感じました。そのため、シャンプーはトラベル用に小さいものを買おうと思います。

防水効果を調査してみた

続いて、防水効果や乾き具合を調べてみました。

Matadorのポーチは、「塗れたままいれても翌日乾いている」らしいのですが、本当なのでしょうか。

水に濡らしてポーチに入れる

先ほどのシャンプーをガッツリ濡らします。(夜の22時ごろ)

塗れたまま入れる。

封をして、さらに外側も濡らしてみました。

濡らしても、ある程度撥水効果があるようです。

では、このままテーブルの上に放置します。

翌朝の乾き具合は?

つぎの日の朝9時ごろに乾き具合を見てみました。

表面はほぼ乾いています。開いてみましょう。

閉じた部分には水滴が残っていました。

中はどうでしょうか。

生地と接触していたシャンプーの底部分には、まだ水滴がありました。

何かしら接触していた部分は水滴が残ってしまうようです。

ポーチの中はというと、ほんのちょっとだけ水滴はありますが、ほぼほぼ乾いていました。

防水・乾き具合の比較と結果

比較してみるとわかるのですが、意外と乾いています。約12時間ほどの放置で、乾き具合は95%くらい。

閉じていたところや、生地との接触部分は乾きづらい傾向にありました。つまり、あまり詰めすぎると、表面は乾いても中身は乾かない可能性がありそうです。

「ロールトップ式」のメリット・デメリット

使ってみてわかった「ロールトップ式」のメリット・デメリットはこちら。

ロールトップ式
デメリット
ロールトップ式
メリット
  • ロールトップの開閉が少し面倒

    防水性が高い反面、中身を出すたびにバックルを外し、ロールトップを広げるという手間がかかります。頻繁に出し入れするものには、少し不便を感じるかもしれません。
  • 大きめのものは入れづらい
  • 中身に合わせて圧縮可能!究極の省スペース

    ロールトップ式の最大の利点の一つが、中身の量に合わせてサイズを自由に変えられること。荷物が少ない時はクルクルと多めに巻けば、極限までコンパクトになります。バックパックの隙間にスッと差し込めるので、パッキングが格段に楽になります。

物によっては「ジッパー付き」がいい!ロールトップ式とジッパー式、どっちを選ぶべき?

私はロールトップ式を買いましたが、正直後悔しました。素材とか耐久性で後悔したのではなく、容量の点で後悔しています。

上でも述べたように、閉じるために3回ほど上を巻くため、その分容量が小さくなります。タテに長いものは入りづらく、閉じたあとの形状からも、小さいもの向けかなと。

閉じたあとの形がコロンとして可愛かったのでロールトップ式にしたのですが、やはり使いやすさ重視でジッパー式にすればよかったかなと思っています。

荷物を最小限にしたいなら【ロールトップ式】がおすすめ!

  • 少しでも荷物をコンパクトにしたいミニマリスト
  • 中身の出し入れの頻度はそれほど高くない
  • 大きいものは入れない

このような方には、圧縮性が高く、小さいものが入れやすいロールトップ式が最適です。

頻繁に出し入れするなら【ジッパー式】がおすすめ!

  • ポーチの中身を頻繁に出し入れする
  • 中身をすぐに確認したい
  • 開け閉めはラクなほうがいい
  • 長さがあるものをいれたい

このような方には、ガバッと開いて一覧性が高く、アクセスが簡単なジッパー式が間違いなく便利です。

さいごに ~正規品と模造品~

Matadorの人気シリーズ「フラットパック トイレタリーケース」のレビューでした。

わたしの場合は、ロールトップ式よりもジッパー式のほうが、容量と使いやすさという点では合っていた気がします。

実際に濡らして使ってみると、表面はほぼ問題なく乾きますが、中身は詰め具合で乾きが違うように感じました。ただ、素材面での耐久性はあるので、すぐ壊れることはなさそうです。

また、汚れても手洗いできるのが便利です。

正規品はここをチェック

人気なだけあって、Matadorの模造品が出回っているようです。

正規品はここのラベルをチェックしてみてください。

また、正規販売会社はA&F、アウトドア専門の公式サイトです。正規品を購入したいという方におすすめです。

➤ A&F 公式サイト:https://aandfstore.com/pages/matador

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