1ヶ月目では、まだまだ矯正をやっている感がなかったのですが、2ヶ月目になるとワイヤーがはいるので、矯正をしているなって実感がでてきます。ただ、初めは慣れないので、口内炎ができたり食事がしにくかったりで、まあまあ大変です。
矯正3ヶ月目では、抜歯を2回にわけてやりました。まず、下顎左右4番目の抜歯から、つぎに上顎左右4番目の抜歯です。
本当は上顎からやる予定が、下顎からに。理由は、前回抜歯のために削った歯の間が染みるようになったためです。下顎のほうが動脈が通っているため難しいと聞いていたため、「下顎からやるの!?」とかなりビビりました。
抜歯は意外とあっけない
初抜歯だったので、終始かなり緊張。麻酔が効いてからは何をしているのかよくわからず。歯をぐらぐら揺らされ、突然バキッという鈍い音が。
糸で縛られてるときに、「もう歯がないんだな」と。そんな感じで、あっという間に終了。せいぜい10分くらいで、かなりスピーディーだったのが印象的でした。
抜歯後3時間くらいは、ジンジンとした痛みがありました。ただ、下顎のときは5、6時間たった頃には痛みはなく、上顎のときも1日たつとほぼ痛みが消えていました。また、腫れもひどくなかったです。
先生の腕がよかったか、薬のおかげか
抜歯の痛みの原因は、抜歯するときに他の歯の骨に干渉があった場合だそうです。つまり、先生の腕の善し悪しにかかっていると言っても過言ではないそう(先生が言ってました)。となると、「痛みがあまりなかったのは、先生の腕のおかげかな~」と思っています。もしくは、後述する薬のおかげか?
基本的に、歯科医院から薬が処方されます。わたしの場合は、カロナールと抗生物質を処方されました。しかし、抗生物質が苦手なため、とりあえずカロナールだけもらって帰りました。
ちなみに、歯科医院からいただいた薬は飲んでいません。じゃあ、なにも薬を飲んでいないのかというと、別のものを用意していました。
抜歯の疼痛に効く漢方薬
抜歯のために買っておいた薬というのが、漢方薬の「立効散」です。
歯が痛いときや抜歯後の疼痛に効きます。ただ、ふつうのドラッグストアでは手に入らないため、漢方のお店に行くか、楽天の漢方ストアで買うことになります。
わたしは、楽天のストアであらかじめ買っておきました。漢方薬のほうが身体にあう体質らしく、好きなので漢方を飲んでいます。
購入したものはこちら↓
買う前に事前相談ができるので安心です。また、買ったあともフォローが来たり、相談もできます。 |
注意点
漢方薬も人によって合う合わないがあります。わたしもすべての漢方が合うわけではなく、飲むとお腹に違和感を感じたり、動悸がするものがあったり。飲み続けているうちに、そのような症状が出ることも。そのときは飲むのをやめます。合うか合わないかは、実際に飲んでみないとわからないですが、事前に中医師さんに相談すると安心です。赤尾漢方薬局 楽天市場店では、事前相談ができます。
「立効散」を飲んでみた感想
抜歯後、帰宅してからすぐに立効散(煎じ薬)を飲みました。
まだ血が出る状態だったため、ほどよく冷ましてから、抜歯した箇所に染みこませる感じで、口に含みながらちょっとずつ飲みます。
味は苦みがありピリピリ感。苦手なひとは苦手かもしれませんが、わたしは美味しかったです。飲み始めると、抜歯箇所がスーッとした感覚で和らいだので、即効性があるように感じました。
個人的な漢方の飲み方ですが、「味がまずい」と身体が拒否反応を示したら飲むのをやめています。1回の抜歯で飲んだのは2~3袋でした。
抜歯後の食事は、とくに気をつかうため疲れます。抜歯後の食事経過はこんな感じでした。
なぜそこまで気をつけるかと言うと、抜歯箇所の「血餅(けっぺい)」を破かないためです。血の塊をおおう薄い膜がはられるのですが、それを破くとかなり痛い!治りも遅くなるので、破いちゃいけないやつなんです。
そのため、破かないために抜歯初日は断食しました。歯磨きも危ないため、初日は梅昆布茶などでしのぎます。
抜歯後、1週間は気が抜けない
そのあとは、経過を見ながら流動食、うどんなどの柔らかいものを食べつつ過ごしたり。だんだんと血餅が小さくなってきたころに、気をつけながら通常の食事にもどしました。
1週間も経てばだいぶ良くなっているのですが、気は抜けません。調子にのってポテチとか、ちょっと固い・鋭いものを食べたら、刺さって血が出ました。
血がおさまると、歯のあった場所が穴のように凹んでいます。これが日がたつにつれ埋まり、歯肉になるそう。
「どうやって抜歯箇所を埋めるのか?」と聞いたところ、歯を引っ張って埋めていく、と言われました。今のところ想像がつきませんが・・・
3ヶ月目は4本の歯を抜歯しました。
抜歯当日は血と痛みが。2日目からは食事と歯磨きに気が取られ大変でした。できるなら、もう抜歯は経験したくないですね。
抜歯後のアドバイスは、とにかく血餅をはがさないことです。こんな大事なこと、先生は一言も教えてくれませんでしたが、抜歯経験者の夫のおかげでなんとか乗り切ることができました。
ここからしばらく、歯のガタつきがなくなるまで、ワイヤー交換を定期的に行うようです。次回は途中経過をお伝えしようかと思います。