低いキッチンでとうとう腰痛に・・・。
今使っている台所は、標準高さ(85cm)のふる~い台所。
これは日本人の平均身長(158cm)に合わせているため、165cm前後ある私の身長だと、けっこう低い。
古い家なので、キッチンだけ新しくしてもお金と手間がかかるだけ。
「どうにかまな板を使う時だけでも、高さを高くできないものか?」と一時的な対処法をいろいろ探してみた結果、これにたどり着いた。
たまたまニトリにフラッと寄ったときに見つけた、IH用のスタンドだ。
見つけた瞬間、「コレなら、いける!」と直感的に思った。なんと言っても、低いキッチンの高さを調節するのに、ちょうどいいサイズだからだ。
そもそも、IH用のスタンドなんてあるのも、そのときに初めて知った。もしかしたら、これも、IHで料理するときに低すぎて困っている人用に造られたのかもしれない。
ニトリの店員さんは、これが本来の用途とはまったく異なる使い方をされるなんて、夢にも思わないだろう。
「これで、腰のツラさから解放されるはずだ!」と期待を胸に、早速、組み立てることにした。
用意するものは、プラスドライバーのみ。
作業は、4枚の板をカムロックネジでくっつけるだけ。中学校の工作の授業よりも簡単だ。1人でも十分に組み立てられる設計になっている。
あまりにもラクに組み立てられたので、工程の写真すら撮らなかった。
完成はこちら⏫
ちなみに、色はホワイトのほかにブラックもある。
角は少し鋭利ぎみ。
ぶつけないように気をつける必要がありそうだ。
裏側には、4隅にすべり止めシールを貼るようになっている。
これなら、作業中にズレる心配もない。
本来の使い方なら、ここにIH調理機器を置くところを、アサヒのクッキンカットまな板をのせてみた。
なんと、スッキリ馴染んでしまう。
肝心な高さはどうなったかというと、これもちょうどいいサイズだった。
高さが12cm上がるだけで、背中を丸めずに野菜が切れ、腰や首への負担がかなり減る。
やはり、このニトリのIH用スタンドは、低いキッチンに困っている人のためにつくられたのかもしれない。
ただ、懸念点としては、木材の材質だ。耐水性がいっさいないので、水に濡れるとカビる恐れがある。
接合部を防水シールなどで貼っておけば良かった。
とはいえ、一時的な対処策としては、2,000円ほどと安上がり。
低いキッチンにお困りであれば、ニトリのIHスタンドを試してみるのも悪くないかもしれない。
このIH用のスタンドは、いろんな用途で使えそうだ。