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鉄フライパンは面倒くさい?ズボラな私のお手入れ方法と使うときのコツ

初めて鉄フライパンを買おうかどうか迷ったときに気になったのが、

  • 買ったときにするお手入れ(シーズニング)
  • 使った後のお手入れ
  • 焦げつき
  • サビ
  • ゴキブリのうわさ

おもに「お手入れ面倒くさそう・・・」というハードルが引っかかった。

しかし、「使ってみなきゃ、わからないだろう」ということで、いざ鉄フライパンを使ってみれば、ものすごくお手入れが簡単。

お手入れが簡単なのには理由があって、ほぼ自己流だから。自己流にすることで、”鉄フライパン=面倒くさい” というイメージが、”鉄フライパン=すぐれもの”に変わったわけです。

そこで、そのズボラな使い方と、自己流のお手入れ方法を紹介し、鉄フライパンの使いやすさをお伝えします。

普段の”使い方”と”ズボラなお手入れ方法”

普段の使い方とお手入れは、ものすごくおおざっぱです。

なぜなら、鉄フライパンは頑丈だから。

たとえば、フッ素加工のフライパンだと、キズを付けたらNG。そうなると、洗うときも気をつかいます。しかし、鉄フライパンは気をつかいません。

ここでは、わたしのズボラすぎる普段の使い方とお手入れ方法を公開します。

普段の使い方とコツ

使いかたはこんな感じです。

  1. フライパンを温める
  2. 油をひき全体になじませる
  3. フライパンを冷ます
  4. 調理開始

ふつうだと、【フライパンを温める → 油をひく→ 調理】ですが、鉄フライパンは【油をひいてから一度冷まし】ます。

そして、再度フライパンを温めてから、そのまま調理します。基本的な使い方は、これだけです。

焦げつかないための2つのコツ

鉄フライパンで気になるのが、やっぱり焦げつき。この焦げつきを抑えるためのコツがこちら。

  • フライパンは白い煙がでるまで温める
  • しっかり冷ます

この2つを守るだけで、かなり焦げつきを抑えられます。焦げ付いても、洗うのがラクになるという利点も。

使用後のお手入れ

▲ささら

フライパンを使ったあとの洗いかたはこんな感じです。

  1. ささらに洗剤をつける
  2. ささらでただ洗う(お湯のほうがいい)
  3. 汚れが落ちたらそのままラックへ

ふつうに食器を洗う感覚とおなじように、鉄フライパンを洗っています

洗うときは、ささらでも、シュロたわしでもOK。この洗いかたは、ほぼ自己流です。ちなみに、ちゃんと洗っているので、ゴキブリの心配もありません。

洗うときにやっていないこと

いろいろ調べると、基本的な鉄フライパンの洗い方として、つぎのようなことが書かれています。

  • 使用後、フライパンが温かいうちに洗う
  • 洗剤はつけない
  • 洗ったら火にかける
  • 油をひく

けど、わたしはこれらの作業をいっさいやってません。なぜなら、「面倒だから」と「やらなくても問題がなかった」からです。

洗剤を使っている理由は、ニオイがついた状態のままがイヤだから。また、油をひいていないのも、ギトギトの状態でフライパンを棚にいれたくないため。

「洗ったあとは、火にかけないとサビてしまうのでは?」と思っていたのですが、今までサビたことはありませんでした。

このように、「やらないこと」を増やしたら、圧倒的に鉄フライパンが使いやすくなったんです。

焦げ・サビの取りかた

さらに、「鉄フライパンってスゴイ」って思ったのが、ゴシゴシ洗っても平気なこと。

焦げやサビの取りかたは、ただ金だわしを使うだけ。もしくは、酷い焦げつきだと、ヤスリを使うことも。

わたしの場合は、「これ洗うの面倒くさいな」と思った焦げつきができてしまった場合、金だわしでゴシゴシこすって洗っています。

この洗い方がものすごくラク。フッ素加工のフライパンじゃできません。

※ 鉄フライパンといっても、南部鉄器に金だわしは使えないことがあります!

”使いはじめたころ”と”使い慣れたころ”の違い

oyster dish

でも、やっぱり「鉄フライパンって焦げるのが当たりまえなんでしょ?」と思うのがほとんどだと思います。

たしかに、使いはじめたころは、けっこう苦労しました。

使いはじめは、焦げやくっつきは当たりまえ

使いはじめたころは、まだフライパンに油が馴染んでいなくて、くっつきやすいです。

でも、くっつきやすいものには傾向がありました。

  • 粉もの
  • ごはん(炊いた米)
  • 麺類

これらは、デンプン質なため、確実にくっついて焦げます。なので、初めころは、鉄フライパンを使ってのチャーハンやお好み焼きも避けました。

一方で、野菜炒めや肉料理はなんなく作れます。

くっつきやすいからこそ、使い初めのころは、油を多めにひくのもコツになります。

使いなれたら、焦げもくっつきもほぼなくなる

使い始めてから1年もたてば、ほぼ苦労なく、むしろかなり鉄フライパンが使いやすい状態に。

使い初めのころにできなかった、チャーハンやお好み焼きも、今ではフツーに作れます。

使い慣れた鉄フライパンは、もうほぼフッ素加工並。

フッ素加工のフライパンを使っているんじゃないか?くらいに、くっつきません。

まとめ

簡単でズボラな、鉄フライパンの使い方とお手入れ方法をまとめます。

鉄フライパンの使い方

  1. フライパンはしっかりと温める
  2. 油をひく
  3. フライパンをしっかりと冷ます
  4. 調理開始

鉄フライパンの洗い方

  • 食器を洗う感覚とおなじように洗う
  • 焦げつきは金だわしでゴシゴシ

どうでしょうか?意外と簡単に使えるとは思いませんか。

わたしも最初は「鉄フライパンって面倒くさいかも」って思っていましたが、使ってみれば「鉄フライパンって、こんなにおおざっぱな使い方でいいんだ」という考えに。

フッ素加工のフライパンだと、1,2年でダメになってしまいますが、鉄フライパンは一生モノ。ずっと使い続けられます。しかも、安全だし鉄分もとれて、健康面でもメリットが。

毎日鉄フライパンを使っていて、やっぱり鉄フライパンって万能だな~と思うことが多々あるので、紹介しました。

▼日本製の鉄フライパンを厳選して紹介しています。鉄フライパンに目覚めたかたはどうぞ。

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